腰痛の原因
【腰痛の原因分類】
腰痛の原因を5つに分類してみると、
1.背骨やその周囲の筋肉などの病気によるもの
2.内臓の病気によるもの(婦人科の病気も含む)
3.神経の病気によるもの
4.血管の病気によるもの
5.心因性によるもの
もっとも多いい腰痛は、1.に分類される整形外科的な原因によるものですが、
胆石などの内臓の病気や子宮筋腫や月経異常など婦人科の病気によっても腰痛はおこります。
さらに、神経や血管の病気だけでなく「心」の病が原因で腰痛が起こることもあります。
腰が痛いからといって整形外科だけで済ませるのではなく、他科の医師に検査してもらうことも大事なことです。
腰痛の症状その1
【急な腰痛】
・洗顔のために前屈みになったり、重いものを持ち上げようとして腰に激痛がはしる。
⇒⇒⇒ 急性腰痛症(ぎっくり腰)
・急性型はぎっくり腰として発症し痛みが激しくて動けなくなる。2〜3週間で軽くなるが慢性化する。
腰痛とともに左右どちらかの臀部から太ももの後ろや膝から足首の外側、つま先まで痛みが走り、くしゃみ
やせきをすると強くなる。前屈みや中腰姿勢でも痛む。
⇒⇒⇒ 腰椎の椎間板ヘルニア
・突然に片側の背中からわき腹に激痛がは走り、冷や汗が出たり嘔吐する。痛みは間欠的で治まれば自覚 症状は無くなる。
鈍痛や不快感だけの時もありまれに血尿がでる。
⇒⇒⇒ 尿道結石
・食後(特に油っこいもの)に激しい腹痛が起きる。普通は1時間ほどで治まるが3時間ちかく続くこともある。
右わき腹が痛むことが多いいが背中や腰が痛むこともある。
⇒⇒⇒ 胆石症
・ぞくぞくする寒気や38度以上の高熱、むかつき、嘔吐、全身のだるさなどが起きる。腎臓付近や腰の痛み 頻繁な尿意、残尿感、排尿痛、血尿などの症状が起きる。
⇒⇒⇒ 腎盂腎炎(じんうじんえん)
・同じ姿勢、特に悪い姿勢を続けることで筋肉が疲れて生じる腰痛。脚が痛んだりしびれる事も無く、脊椎に 異常が無い。
⇒⇒⇒ 腰部の筋膜炎